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転倒 その先にあるものは?

静から動へ 静から動へ

先日、娘の家へ遊びに行った。

今回はいろいろな用事を抱えての外出。
かなり忙しい旅だった。

ぎゅうぎゅうに詰め込んだ予定で、
気持ち的にもかなり焦りがあった。

この焦りが転倒を呼んだ。
今から考えたら本当にバカなこと。

電車の時間が気になり、
改札を入ってからも慌ててしまった。

30代前半に足を悪くしてからは
常に装具と杖をお供に生活してきた。

これまでに転倒したのは1度きり。
でもそのたった1度が、
手術をするほどの一大事になった。

それ以来『絶対に転ばない』よう、
『慌てない、急がない』
と、10年以上自分を戒めてきた。

今回の転倒は幸い大事には至らなかった。
が、それは運が良かっただけ。

今回の転倒で考えた。
私は今50代。

転んだ瞬間のことは覚えていないが、
とっさに杖を離し、手を床についたようだ。

無意識に手が出るということは
反射神経はまだいけそう。

でもその日の夜、手に少々痛みが出た。
次の日にはだいぶ良くなっていたけれど。

骨折せずに済んだのは、
お年頃がおばちゃんだったから?
祖母はとっさに手をついて、骨折したから。

じゃあ、もし手が出なかったら?
頭を打つ?
もしかしたら顔面かも。

顔面なら歯が折れるかも。
それでは身体も心もボロボロだ。

頭や顔じゃなくても、
肩や腰、大腿骨を折るかもしれない。

年を取って大腿骨を骨折したら?
寝たきりの生活が待っているかもしれない。

寝たきりにはなりたくない。
自分の不注意での寝たきりなど以ての外だ。

『慌てない、急がない』ができるには?
心に余裕を持てるよう、
時間にもゆとりを持とう。

それでも気が急いてしまったら?
先を見据えよう。
自分に問いかけよう。

『転んだ。その先にあるものは?』




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